幻の花⁉︎ニホンムラサキが咲きました!

東京パークガーデンアワード@神代植物公園

チャレンジチェルシーに行く前日の神代の様子です

アリウムパープルセンセーションやクリストフィー、モナルダブラドブリアナ等が開花。3月下旬から咲き始めたラナンキュラスラックスは、まだまだ花を楽しませてくれていました。

日陰ガーデンでは、金華園さんで種から育てていただいた、ニホンムラサキが開花していました。

ニホンムラサキは、平安時代前期の歌集『古今和歌集』などで武蔵野とともに詠まれた植物で、文学上に表れたことで、武蔵野=紫の野として定着していたと考えられています。

花は白色ですが、根が紫色で「シコン」のと呼ばれ、染料や薬草として使用される植物です😊

推古天皇時代、冠位の最高位を「紫」と定めるなど、古代より高貴な色とされました。江戸時代には、「江戸紫」の名で呼ばれるほど、庶民の人気の的となり、江戸近郊の武蔵野の農家では、「ムラサキ」が盛んに栽培されていたそう🌱

昔は、たくさん武蔵野の野原に自生していたムラサキですが、時代の変化とともに、今では絶滅危惧種となり「幻の花」と呼ばれているそうです。

ちゃんと咲くか心配でしたが、もりもり咲いてくれてよかったです!
育ててくださった金華園さん、ありがとうございました!✨@tanushimaru_kinkaen

幻の花ニホンムラサキ、とっても小さい控えめなお花ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです😊

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